起業、副業で得られるもの
年収400万と年収1000万のサラリーマン、サラリーマンとしての能力は年収1000万の方が高いだろう。
だからといって、起業した場合、必ずしも年収1000万のサラリーマンの成功率が高いということはない。副業もしかり。
なぜなら、サラリーマンと起業では求められるものが違うからだ。
会社という枠組みの中で商材だったり、販売先、販売先のターゲットも決まっている。
学習教材を扱っている会社で、自分の判断で勝手に野菜売ってようもんなら、しっかり仕事しろって怒られるだろう。
会社から指示を受けたことを忠実に実行することが求められるし、失敗は評価の対象にならないことがほとんど。
しかし、起業した場合は商材や販売先のターゲットは自分で決めなければならないし、仕入先から販売まで自分自身で仕組みを作っていく必要がある。
ビジネスで成功できるかどうかの可否はどういう商売を選択するかが非常に大きなウェイトを占めており、ビジネスを構築、運営していく過程で数々の失敗がある。
ビジネスの場合、10個のうち1個でも当たれば充分な利益が得られるし、失敗は成功するまでの糧になる。
リスクを恐れずどんどん試していくことが必要だ。
なので、起業はもちろん、副業だとしてもサラリーマンと自分でビジネスを行う場合は考え方と行動が全く異なる。
人から指示してもらわないと動けない。答えを用意してもらわないと動けない。リスクがあると動けない。
こういう人は起業には向いていないので、やめておいた方がいい。
けれども、その逆で、かつ経済的な自由、時間の自由というものを手に入れたいのであれば起業してみるべきだろう。
何もせずに後悔するよりは、絶対に挑戦してみるべきだと思う。