資産を構築するコツ
一般的には年収の金額が金持ちどうかの判断基準になるし、起業するにしろ、サラリーマンにしろ年収の金額は多いに越したことはない。
当然、高い年収を目指す人は多いだろう。
年収の金額が大事なのは、俺もそう。
ただ、それと同じくらい大切に考えているのが、収入から支出をさし引いた金額。
家庭の収支をざっくりと会社経営で置き換えてみると、年収は売り上げで、年収から生活費等の支出を引いた金額が利益になる。
当たり前の話だが、いくら売り上げが良くても、経費がかさめば赤字になることもあるし、最悪倒産することもある。
一方、高収益を維持すれば、その収益を次のビジネスに回したり、キャッシュフローを生み出す資産に投資することができる。
起業家に限らず、サラリーマンにしても経済的に苦しくなるのは、支出のコントロールが弱いキャッシュフローの意識が乏しい人。
今まで起業家の人とたくさん知り合ったが、一時的に羽振りが良くても、その後に没落する人を何人も見てきた。
没落のパターンはいくら稼いでも、それ以上に使ってしまうので、手元にお金が残らない。 ビジネスがうまくいっている間はいいが、それができなくなると、生活レベルが下げられずたちまち経済的に苦しくなる。
そもそも、ビジネスで稼いだ金をビジネスに再投資しない時点で成功が一時期的なものになるのは必然。
そんなにビジネスは甘くはない。
サラリーマンにしてもそう。 収入ばかりにこだわるのではなく、支出をしっかりコントロールし、お金を残す。 そして、 自己投資でもいい。 副業でもいい。 コツコツ貯めて不動産投資でもいい。 お金は未来に生きるものに使うべき。